2015.03.22(更新日:2015.03.22)
温かくなり、過ごしやすくなりましたね。
昨日と今日の連休で、冬用タイヤから夏用タイヤに交換しているところを、たくさん見かけました。
インフルエンザやノロウイルス胃腸炎は下火になりました。
その一方で、春に多い病気に注意が必要です。
まず、スギ花粉症です。
黄砂やPM2.5が加わると、症状がより強くなります。
当院にも今月に入ってから、花粉症の薬を希望される患者さんが多く来られます。
春と秋は、ライノウイルスによる普通感冒(風邪)が流行しますが、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のど痛、
頭がボーとした感じなどは、花粉症と風邪の共通した症状ですので、診断が紛らわしいことがあります。
過去の病歴、アレルギー体質の有無、目の痒み・充血、顔の痒みの有無などから、総合的に判断します。
その他、めまい症、うつ状態、喘息発作などが増えます。
また、胸痛や血圧の変動が大きいなどの訴えも増えます。
この時期は、季節の変わり目で、寒暖の差が大きいため、自律神経が乱れやすいことが、原因の一つです。
また、卒業、入学、入社、異動などで、自分でも気がつかないうちに、ストレスにさらされていることも原因の一つです。
話は変わりますが、先日のスタッフミーティングで、上記のような季節性のある主な病気をいくつか挙げ、
ポイントをおさえた問診(いつからどのような症状があるか、今まで花粉症やめまい症はあったか)を行うように伝えました。
当院を定期的に受診される患者さんの多くは、糖尿病、高血圧症、高脂血症、肺気腫などの慢性疾患です。
忙しい合間に時間を作って受診して頂く訳ですから、慢性疾患の患者さんも、季節性のある病気で受診される患者さんも、
ポイントをおさえた問診・診察で、正確な診断・効果的な治療を心がけたいと思っています。
先日、職員がキッズスペースのぬいぐるみを洗濯しました。
写真は、フェンスにくくりつけて乾燥させているところです。
気持ちよさそうなので、写真に撮りました。