2020.10.11(更新日:2020.10.11)
インフルエンザ予防接種は、例年、10月1日から11月下旬(遅くとも12月中)に行われます。
しかし、今シーズンのインフルエンザ予防接種は、新型コロナウイルス感染症との同時流行が心配されているため、インフルエンザ予防接種を希望される人が例年より多いです。
そのため、安定供給の観点から、インフルエンザに感染すると重症化しやすい高齢者を優先して接種することになっています。
本日の日本海新聞の折込広告にも入っていましたが、10月1日から10月25日(日)までは、65歳以上の高齢者を優先し、10月26日(月)以降は、対象者を広げていく方針ですので、予防接種を希望される方は、ご協力をお願いいたします。
逆に言えば、高齢者は10月25日(日)までに接種して頂きたいのですが、「接種券を忘れたので来月にする」「ワクチン効果が早く切れるのは困るので11月まで待つ」と言われる方が多いのも気になります。
ワクチンの効果は、文献により多少異なりますが、5~6カ月は持続しますので、遅いより早いほうが望ましいです。
また、上記日程は、目安であり、強制ではありません。
65歳未満の人でも、基礎疾患があり、インフルエンザに罹患するとリスクが高い人は、早めの接種を考慮されても良いと思います。
例えば、喘息持ちで、例年、秋になると寒暖の差や普通感冒(ライノウイルスなど)で喘息発作を起こしやすい人は、風邪をひいておらず、喘息発作のないタイミングで接種されることをお勧めします。
以下に、鳥取県のホームページからダウンロードした、県民向けのPDFファイルを貼り付けておきます。
201011インフルエンザワクチン、接種時期ご協力のお願い.pdf ←クリック