2022.06.29(更新日:2022.06.29)
山陰地方も例年より早く梅雨が明け、気持ちのいい青空が広がってくるとともに、夏本番を思わせる暑さとなってきました。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
対象年齢の方にはそろそろご案内が届き始める時期となりましたので、今回は特定健診・各種がん検診についてお話させていただきます。
当院で受けていただけるのは下記の3つの検診です。
・特定健診(身体測定・血液検査・尿検査)
・肺がん検診(レントゲン検査)
・大腸がん検診(便潜血検査)
特定健診とは、生活習慣病の予防のために、対象者(40歳~74歳)の方にメタボリックシンドロームに着目した健診を行います。
特定健診は病気の予防が目的です。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積を第一条件として、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が重なっている状態のことです。
これが続くと、心臓血管系の病気を引き起こす危険性が高くなります。
肺がん検診は、症状の出ないうちに検診を受診し、早期発見し早期のうちに治療することが目的です。
肺がんは日本人のがんによる死亡数のトップを続けています。
早期治療で約8割が治るようになりました。
大腸がん検診では、便を検査することでがんにかかっているかどうか調べることが出来ます。
大腸がんやポリープがあると、便が腸内を移動する際に便と組織が擦れて血液が付着します。
便潜血検査では便に血が混じっているかどうか調べ、目に見えないわずかな出血も検知することが可能です。
便潜血検査を受けることで、がん検診の中でも最も死亡率が下がる事が証明されています。
健康維持や病気の早期発見・治療のためぜひこの機会に検診を受けてみられてください。
検診の予約やわからないことなどありましたら当院にお問い合わせください。
(山)