2013.07.29(更新日:2013.07.29)
学生時代、そして医者になってからも、長く住んでいた場所ですので、行く度に懐かしい思いがします。
講義の内容は、昨年と同様、「小児感染症」でした。
総論として、小児科外来の疾患頻度、診察手順、外来での迅速検査、口腔粘膜所見、季節的流行パターンの講義を行いました。
各論として、溶連菌、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、肺炎球菌、大腸菌、百日咳の講義を行いました。
また、小児に抗菌薬を処方する場合の注意点、抗菌薬の使い分け、抗菌薬の飲ませ方(配合変化)なども話しました。
人に教えるという行為は、事前準備として資料を最新の状態に更新しますし、教科書や文献を読み直しますので、知識の整理が出来て、自分にもメリットがあります。
また、日々の診療にフィードバックすることで、当院を受診された子供さんのお役に立てると思います。
ただ、私は小児科医ではありませんので、重症患者さんは適切なタイミングで、小児科専門医や総合病院小児科に紹介させて頂いておりますので、ご理解頂けますと幸いです。