2014.06.04(更新日:2014.06.05)
当院のシンボルツリーはシマトネリコです。
常緑樹ですが、鳥取は、冬は寒くて雪が降りますので、冬になると葉が落ちます。
3月頃に芽吹き始め、5月から葉っぱが茂り始めます。
葉っぱが風になびく姿は、涼しげで美しいです。
昨日、中国地方は梅雨入りしましたので、これからの1ヶ月間で、さらに葉っぱが茂ってくれるでしょう。
そして、来院される患者さんを、少しでも涼しく癒やしてもらえるとありがたいです。
建物の東側の花壇にはノウゼンカズラが育っています。
いかにも平安貴族が好んだような名前ですね。
そういえば、平安時代に、清少納言が枕草子で、
「夏は夜。月の頃はさらなり。・・・雨など降るもをかし。」と書いています。
このような風情に最も似合うのが、当院の植物の中では、
このノウゼンカズラです(蛍は飛んでいません)。
ノウゼンカズラの隣には、萩(ハギ)が育ち始めています。
最近、急速に勢力を拡大していますので、もうすぐ、木の支えが見えなくなりそうです。
ハギも風にそよぐ姿がとても涼しそうです。
こうしてみますと、当院の花壇には、これから見頃を迎える植物が多いようです。
患者さん、ご家族、地域の皆さまには、ぜひ、ご覧頂ければ幸いです。